IT Soldier Sakuri !!

Oracle使い。いつのまにかIT戦士になってしまったさくりの可哀想な奮闘記。

Oracle11g バージョンアップ・パッチ適用 手順メモ②

朝から雨すっごい。
気合入れて1時間早く家を出たら、1時間半も早く着いちゃって、
スタバでまったり優雅に朝食を摂りながらネットサーフィン。

あーまだ夏休みが終わっちゃったなんて信じられない…

さて、昨日の続きです。
今日はパッチの適用手順をメモっておきますφ(^∇^ )
詳細はダウンロードして解凍した中に入っているREADME.htmlを
確認しなくちゃいけないのだけれど、下記のようなパターン全部同じ適用方法です。
11.2.0.1 → 11.2.0.1.16
11.2.0.4 → 11.2.0.4.8 
11.2.0.4.8 → 11.2.0.4.13 など


パッチ適用の手順 ※11.2.0.4→11.2.0.4.8、11.2.0.4.16など

事前作業
Cドラ直下にtmpフォルダを作成し、
その中に適用するパッチと、Opatchの最新版を解凍しておく。

当日作業(60分弱)

1 言語の変更
コントロールパネル > 地域と言語のオプションを開く。
「現在の形式」にて「英語(米国)」を選択。

※これをしておかないと、パッチ適用時に
文字化けしてアラビア語みたいなのがいっぱい出る。

2 Oracle停止
C:\>sqlplus /nolog
SQL>conn sys/[パスワード] as sysdba
SQL>shutdown immediate
SQL>exit
コントロールパネル > サービスを開き、Oracle関連のサービスを全停止。
3 OPatchの入れ替え
C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2\OPatchを
[OPatch_bk]等にリネームし、事前作業で解凍しておいたOpatchを
C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2\配下に格納。
4 パッチ適用
C:\>chcp 437
C:\>net stop msdtc
C:\>net stop winmgmt
C:\>set INVENTORY_LOC=C:\Program Files\Oracle\Inventory
C:\>SET ORACLE_HOME=C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2
C:\>cd /d C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2\Opatch
C:\>OPatch apply C:\temp\[解凍してできたパッチ番号] –local
5 サーバ再起動
6 スクリプトの実行
C:\>sqlplus /nolog
SQL>conn sys/[パスワード] as sysdba
SQL>alter session set nls_language='American';
SQL>@C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2\bundle\[パッチの名]\catcpu.sql
SQL>@C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_2\RDBMS\ADMIN\utlrp.sql
7 言語の変更
コントロールパネル > 地域と言語のオプションを開く。
「現在の形式」にて「日本語(日本)」を選択。
8 接続確認
C:\>sqlplus /nolog
SQL>conn sys/[パスワード]@[SID名]

もう何台Oracleのパッチ適用したんだろう…14台かな?
あと3台で完了、頑張れさくり!

※ちなみにPatch18(11.2.0.4.18)が出たようで、
これでDBLink系のトラブルも収束している模様。
今更すぎるよ~ヾ(~∇~;) コレコレ